土曜日の夕方。無性に飲みたいけど予定が無い。
というわけで、JOIN USで相手を探すことに。
何人かに「今日渋谷で18時半くらいから飲みませんか？」とメッセージを送ってみた。
JOIN USユーザーの多くは、気軽に飲む相手を探したい人。
故にメッセージのやり取りも面倒、考えるのも面倒という人が多い。
なので、メッセージも相手にあまり考えさせないことが、返信を貰うポイント。
間違っても「良ければ飲みませんか～」なんていう漠然としたメッセージを送っても返信はもらえない。
性格に言えばイケメンはわからないが、僕みたいな中の下ランクのやつは、間違いなく配慮が必要。
すると30分位で
「お風呂入ってました。ぜひー！19時くらいなら渋谷行けますー！」
メッセージをくれたみなみさん。
この時間にお風呂？？仕事かな？？それとも運動でもしてたか？？
とまぁそれはどうでもいいか。
正直プロフィールの写真は、むすっとした顔でお世辞にも可愛いとは言えない。
しかし、とにかく飲みたかったのでまぁ良いか…と会うことに。
そして渋谷のハチ公改札前で待ち合わせ。
ハチ公は待ち合わせの人が多くて、初対面の人を見つけるのが大変なのだが、逆に「あの人かな」と探す時間が、くじ引きのような期待感が持てて楽しい。
今までいい意味でも悪い意味でも、写真から自分が想像するまんまの人が来たことって１度もない。
人間はかなりバイアスをかけて人のことを見ているんだなーって実感する。
今回は、正直あまり期待していなかった。
5分前、待ち合わせ場所へ。
少し待っていると「つきましたー」とのメッセージが。
「あの人かな？え、あの人だったらヤバいな」とかドキドキしながら探すが、見つからない。
僕の人生はまだ見ぬものへの期待感で生かされている。
仕事もプライベートも青い鳥症候群だ。
たまにふと自分の求めている理想って本当にあるのかって不安になる。
でも僕にとって生きる原動力は「まだ見ぬものへの期待感」だ。
将来が全て見えてしまったら、恐らく生きれない。
そんなこんな考えているとまたメッセージが。
「何色の服ですか？」
と聞かれ、
「全身紺です」
と答える。
30秒くらいまっていると小柄な女の子が近づいてきた。
「JOIN USの…」
と聞かれ、
「はい！」
と爽やかにこたえる。
いや、可愛い。顔も目がくりくりして可愛いのだが、声！！
アニメ声、いやリアル乃木坂46星野みなみ。
僕「来てくれてありがとうございます。」
みなみ「いえいえこちらこそ～」
こんなに萌える声の人が居るのか！！
目覚ましにしたいくらい。
内心興奮していたが、平静を装う。
そして、僕がちょいちょい行く焼鳥屋で乾杯。
僕「JOIN USはどんくらい？」
みなみ「ちょいちょい眺めてはいるけど、会うのは初めてー」
僕「ちょいちょい眺めるってどういうこと？」
えり「マッチングアプリを家で眺めるのが好きなんだよねー」
詳しく聞くと、dine、pairs、Tinderなどでいいねを送ってくる男性を眺めているのが面白いらしい。
で、今日はたまたま気分がのったので会ってみたということ。
不思議な趣味だなーと思ったが、理由を聞いてもよくわからなかった。
自分が持ててるという承認欲求を満たしたいようなタイプには見えなかったし。
オタク気質といっていたから、それが関係あるのかな。
まぁ自分の知らないタイプ人と会えたことは楽しいからいいか。
よく飲む子だったので、お互い結構飲みながら２時間ほど焼鳥屋で喋った。
仕事は広告代理店系の会社で運用の仕事をしていて、趣味はアニメ・アイドル鑑賞。
基本的にはインドアで、たまーに気分がのったら外に出る。
オタク気質の気分屋って感じだろうか。
お互い乃木坂のファンということで乃木トークばかりしていた。
彼女が乃木坂ファンだとどんなに楽しいのだろうか。
そして、１軒目を出るとき、
僕「あ、まだ10時半かー11時くらいかと思った、早いね」
みなみ「本当だ！まだ早いねー。週末だから全然余裕！」
この「あ、まだこんな時間か」発言で2軒目に行きたいかどうかの感触を探る。
無理に連れて行くと、お互い無駄な時間を過ごすことになるし。
反応も良好だったので、2軒目に誘ってバーへ。
この気分屋な感じだと次会えるかどうかもわからないなーということで、終電間際「もう少し一緒に居ない？」と誘ったが、「うーん。今日は帰るね」と言われてしまった。
そんな感じで終電で解散した。
次会える日は来るのだろうか。
ほそゆうJOIN USは飲みたい日に1日単位で課金できるのが、とてもよかったのですが、残念ながら月額制になってしまいました。。
JOIN USは登録者が少ないので、今は当日飲める人を探せて、ハイスペ男子、美人が多いDineのDine Tonightという機能を使っています！
